国分加奈様   2018年1月~2019年12月 単身高校留学

体験談  

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私は最初の一年間をカナダ、その後ネイピアにあるWilliam Colenso College という高校に2年間通いました。 ネイピアでは留学2年目からだったので、全く英語が分からないというわけではありませんでしたが、授業のシステムも、人も全てが新しかったので最初はとても不安でした。

私は元々カナダで3年を過ごすはずだったのですが、学校の卒業のシステムやホストファミリーなど、私には生活が合いませんでした。エイジェントのカナさんとは、15歳のとき、初めの短期留学でネイピアに来たときに知り合ったので、すでに信頼できる人がいるネイピアに転校しました。

私が選んだ学校は、生徒の8割がNZの原住民族であるマオリの生徒でした。サモアという島の生徒もたくさんいて、校歌は英語、マオリ語、サモア語と3つもの言葉が入っていました。 マオリやサモアの生徒はとてもフレンドリーで、私が初めて学校に行った日もいきなり、「新しい留学生?一緒にお昼食べよ!」と知らない私に声をかけてくれたのはサモアの子たちでした。特に日本人は自分から現地のグループに入っていくことが苦手な人が多いので、このくらい周りからフレンドリーにされる方が溶け込みやすいかもしれません。これは私がこの学校を選んだ理由の一つです。学校の雰囲気はとても暖かく、小さい学校ということもあり、先生と生徒の関係がとても近いです。なのでどの教科の先生方も、どんなに英語がわからなくても、決して見捨てるようなことはせずにいつでも優しく助けてくれました。

他の学校に比べてマオリの文化に触れる機会がとても多いです。私は取っていた授業で、ハカやマオリの歌も少しできるようになりました。ここまで原住民族の文化を大切にしている国は少ないのでとてもいい経験になり、また文化の重要さについて深く考えるようにもなりました。

勉強よりも芸術系の方が得意だった私は、英語と数学のほかに、ダンス、音楽、美術、パフォーマンスをとりました。一見楽そうに見えますが、NZでの芸術系の教科はすべて0から自分で考えて作っていくというようなものなので、本当に好きで努力ができないと少し辛い教科たちです。私は音楽ではじめてドラムをやりましたが、毎日放課後練習をし、上達することができました。続けていくのは大変ですが、コツコツとできる技術が増えていく楽しみは芸術系の教科の醍醐味だと思います。また他の生徒と関わることも多いのでコミュニケーションの練習にはとてもいいと思います。

私は自分から友達の輪を広めていくことがあまり得意ではありませんでしたが、パフォーマンスチームに入ったことにより人脈がとても広がりました。年に2度大きな発表があるので、毎日一緒に練習していると、友達というより仲間に近い存在になり、自分の大切な居場所ができた、と思うことができました。決してみんなとすごく仲がいいわけではなく、仲のいい友達は他にいましたが、それでも自分がいていい居場所みたいなものをそこに感じることができたことは本当に幸せなことでした。 最初はとても怖いですが、あまり考えずにとりあえずやってみよう、と飛び込むことが大事だと、自分の経験から学びました。どれだけ考えて悩んでも不安は消えません。そのままやめてしまう可能性が増えてしまうだけです。だったらあまり悩まず、飛び込んでしまえば、もうやるしかなくなるのでなんとかなります(笑)どうしてもダメだったらそのとき考えて、やめてもいいんです。私も不安だけでパフォーマンスチームに入り、たくさん苦労もしたけれど、かけがえのない仲間との思い出と居場所ができたと思えました。
海外でそのような居場所を見つけることは簡単でありませんが、勇気をもって何かのチームに入るとできやすいかもしれません。

私は人の数ほど違う留学の形があると思います。人によって食べ物の好き嫌いが違うのと同じように、留学の合う合わないも人それぞれです。留学の体験談を見て、「留学って行ったら必ず第二の家族や故郷ができて、必ず楽しかったと帰って来られるものなんだ」とは思わないでください。(私はそう思ってました。) 場所によって、国によって、もしかしたらどんなに頑張っても乗り切れないかもしれません。留学の形は決して一つではありません。自分に合う国、学校が必ずあります。私の周りにはカナダの学校が合った友達もたくさんいましたが、私にはNZの学校がすごく合ったというだけです。私はすごくいい学校だと思っていても、逆にこの学校が辛いと思う生徒ももちろんいると思います。日本人の留学に人気があるから、というような理由ではなく、自分にはどんな環境が合うのかをよく考え、探してみてください。

留学は英語が全てではありません。もちろん英語の上達は必要ですが、それ以上に留学をしなければ決してなかった出会いがたくさんあります。その人たちとの繋がりや思い出を、どれだけ深く作れるのかが、とても大事なことだと気づきました。外国でチームに入ったり、なにかの活動に参加することは、思いがけない出会いや感動に出会えるチャンスがあるということです。何か一つでも、英語以外でかけがえのないものを作ろうとしてみてください。

私がNZに転校できたのもカナさんとの出会いがあったからです。どんなにホームシックになっても弱気になってしまっても、カナさんはどんなことでも受け止めて聞いてくれます。私も最初は Yes、 No を答えるだけでも精一杯でした(笑) カナさんがいなかったら私はここまで充実した生活を送れていなかったですし、何より、ネイピアに移ることさえできませんでした。この経験をさせてくれた両親とカナさんにはどんなに感謝してもしきれません。

皆さんがかけがえのない留学生活ができますように。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

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